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2012年11月の3件の記事

2012年11月11日 (日)

中国大陸版Windows Phoneの「人脉」機能についてわかった3つのこと

WP(Windows Phone)の売りの1つに、People Hubというものがあります。
これは他の端末でいう連絡帳に相当します。
しかし、連絡帳にはない機能を有しているからこそ、People Hubなどと言い換えているわけです。
何かと言うと、TwitterやFacebookとリンクさせることができるのです。
友人の動向を閲覧したり、自分の動向を投稿したり、ということがこのPeople Hubからできるそうなのです。
連絡帳にSNSを結びつけたものがPeople Hubだと言ってよいでしょう。

さて、わたくし上のところで「できるそうなのです」と伝聞形を使いました。
WPを持っているのになぜ伝聞形で書いたのか。
TwitterやFacebookとリンクする機能が使えないからです。
日本語の情報を見ると、SNSとのリンクが云々という話が出てくるのに、私は愛機Lumia 610をあれこれいじってみてもアカウントを設定できる場所が見当たらないのでおかしいと思っておりました。
表示言語を英語に換えてみてもダメ。
調べてみると、どうも中国大陸で発売されているWPではリンクできないようになっているらしいのです。
ご存じの通り、中国大陸ではTwitterやFacebookへの接続が制限されているので、要らないといえば要らない機能なんですが。
しかし日本に帰省したときなんかにも同じ端末を使うわけで、特に不便ではないけど残念だなあと思っておったわけです。
せめて中国のSNSとつながったら面白いのに。

と思っていたところ、どうやら先日記事にしたLumia 510はなんと新浪微博、人人网、QQ空间という中国SNSのガリバーとつながるらしい(※)。
私の持っているLumia 610もLumia 510も、どちらもOSはWindows Phone7.5。
あれ、もしかしてこれ、610でもリンクさせる方法あるんじゃないの?と思って調べてみたところこんなことがわかりました。

  1. 正規の方法はない。
  2. 人脉代理」というソフトウェアを使えばリンクできる。が、脱獄が必要。
    Facebookとの接続口をなにやらいじる、という方法のようなので、中国版WPでもリンクする機能は奥底に眠っているらしい。
  3. Windows Phone 8でもリンク化。
    Lumia 510でできる以上、これは既定路線でしょうな。
    Windows Phone 7.5にアップデートが提供される予定のWindows Phone 7.8ではどうなるの・・・?

というわけで、中国大陸のWPはやや特殊なようです。
台湾や香港で売られるWPはどうなのかが気になるところ。
中国に住む日本人としては、TwitterもFacebookも微博もQQ空间も、全部フォローしてくれると大変にうれしいのだけれど。

※: 更具中国味 Lumia 510国行上架(威智网, 2012/11/08)





2012年11月 4日 (日)

世界第1号のSurface

私のノートPCは買ってから6年目になるのですけれども、最近明らかに動きが遅く、ブラウザを立ち上げるのにも30秒以上かかったりするようになりまして、それだけならまだしも突然ブルー画面ということも珍しくなくなってきて、つまり買い替えの時期かなあと思っておるところであります。
どうせならWindows Phoneとの相性がいいWindows8にすべえかと考えているところで、そういえば、とSurfaceの存在を思い出しました。
マイクロソフトのタブレットPCです。
日本では発売されておりませんが、中国では先週金曜日の10月26日に販売開始されました。
中国では蘇寧電器が独占販売しているようです。
この蘇寧電気、中国では国美電器と並ぶガリバーという認識のされ方が主流なのではないかと思います。
どこかで名前を聞いたことがある人がいるかもしれませんが、それはおそらく昨年6月のラオックス買収(※1)の記事で見かけたのだと思います。

その蘇寧ですが、26日0時からSurfaceの販売に合わせて大々的なセレモニーを行ったそうです(※2)。
なんと言っても、時差の関係で全世界で一番最初に売りだしたのが中国でした。
この点を記事ではこのように評価しています。

全世界で消費される電子機器の新作が中国やアジアの市場に出回るのは欧米市場より後でなければならない、という以前の慣例を考えると、「世界第1号のSurface」が中国から誕生したのは非常に意義深い。

なるほど、セレモニーに力を入れるのもよくわかります。
その熱狂具合といったら、余りのうるささに近所の老人が怒鳴り込んでくるくらい(※3)でした。
中国らしいというかなんというか。

世界で一番最初に売り出したのが中国なら、もちろん世界で一番最初にSurfaceを買ったのも中国人。
買ったのは陳実という、25歳で北京市の広告会社に勤める方だそうです(※2)。
24日からテント持ち込みで並んでまで世界初の座を射止めようとしていたという入れ込みよう。
陳氏にはマイクロソフト副総裁兼中華区CEOのラルフ・ハーパー氏と、蘇寧総裁の金明氏から証書が送られました。
写真を見ると、金総裁がサインしてますね。

大連でも蘇寧電器の店頭で実機を触ることができます。
僕も嬉々としてスキップしながら見てきました。
OSのWindows RTのソフトウェア互換性やらなんやらの問題がよく指摘されておりますが、しかしあのスルスル動く感じを見ているとひきつけられてしまいます。
欲しいなあ。
欲しいなあああ。

※1: 蘇寧電器がラオックスを買収、一石二鳥のダブルブランド戦略とは(人民網日本株式会社事業案内, 2011/06/30)
※2: 微软Surface正式发售 全球第一人苏宁诞生(蘇寧公式ページ, 2012/10/29)
※3: Surface北京发售遭遇意外:老人登台叫停活动(驱动之家, 2012/10/26)




Nokiaが新たにローエンド機Lumia510を投入

9月にNOKIAがWindows Phone8を搭載した端末「Lumia920」と「Lumia820」を発表して日本のメディアでもそれなりに話題になっておりました。
スウェーデン、イタリア、ドイツ、フランスなどではすでに注文が開始されているそうですが、これがなかなかの人気で、品切れも起きているようです(※1)。
あまりの人気に、イギリスでは販売が前倒しされたそうです。
「920」と「820」の2機種はいわゆるハイエンド、ミドルエンドにあたる端末でして、主に先進国向けの端末だったわけですが、新たにローエンド機Lumia510が発表されました。
日本のメディアで報じているところはないようですけれども、中国ではいくつかのメディア(※2)が報じています。

NOKIAのWindows Phoneローエンド機といえばこれまではLumia610がありましたが、それよりも型番号が小さい機体を発表したということになります。
簡単に性能を比較してみました(※3)。

Photo_2

一番の違いはストレージの容量で、「610」が8GBであるのに対して「510」は「4GB」となっています。
値段は「610」が販売当初は1599元、対して「510」は1399元と、200元(約2400円)安いようですが、この点が価格に表れているものと思われます。
ただし画面は「510」の方が大きくなっています。
カラーバリエーションも「510」の方が豊富で、「610」と比べると、紫が選べなくなった代わりに、黄色と赤色が追加されています。
黄色と言えばWindows Phone8端末「920」「820」を想起させます。
型番は小さいながらも、最新の端末であることを印象付けられます。
OSはWindows Phone7.5ですが、その他の既存端末と同様に、7.8へのアップデートができるようになるとのことです。

ところで、ネットショップを見てみると、「610」が値崩れを起こしているようです。

Amazon 1190元
京东商城 1190元
TMALL 1299元

店頭でも値下げしているところを見ました。
まだまだシェアが低いWindows Phoneのすそ野を広げるための性能を抑えたローエンド機投入かと思っておりましたが、
こうなると「610」の方が「買い」かと思います。


※1: Lumia920欧洲预售火爆 微软打响抢班第一枪(每日经济新闻, 2012/11/02)
※2: 仅售1399元 诺基亚Lumia510行货开始预售(腾讯数码, 2012/11/02)など。
※3: データはどちらもNOKIAの公式ページの中国版製品ページより。
ただしLumia610はなぜか容量のデータが載っていなかったので、こちらより拝借。

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